親のお世話をしているご家族様、気付かないうちに疲れています

入居後の生活編

たいしたことはしていないのに身体がダルく、何もしたくない

 それはもはや心が弱っています。
電池切れだと割り切って、しっかり休んで下さい。
お世話は長期戦です、無理をしては続きません。

ご家族という立場

 介護職として例えばご入所者を通院介助したり、ご入所者のお洋服の衣替えをするのは全く負担はありません。
でもご家族という立場で親の通院の付き添いをしたり、衣替えなどをしていると、色々と考えたり悩んだりしなくてはいけません。
介護職であれば決まった内容を主治医に確認をして決まった時間までに施設へ帰宅して、申し送りをすれば終わりです。衣替えもある程度のことが出来れば良しとなります。
ただ、ご家族の場合は何もかもエンドレスです。
通院の時には先生との会話でご本人とあれやこれやと悩んだり、帰りには喫茶店に寄ってあげようとか、〇〇を一緒に買いに行こう、とか出来ることは無限にあります。
しかも診察待ち中などにご本人に施設の悩みや病気の不安などを聞くと一緒になって辛い気持ちになったりするわけです。
衣替えも同じで、処分したり追加購入するだけでなく、収納ケースの周りも片付けてみたり、知らない物を見つけては手が止まってしまったりと、当たり前ですが介護職とご家族では出来る範囲も変わりますし、感情が加わります。同じことをしているのに時間はかかるし、負担は大きいでしょう。
ご家族の立場であっても、ここまでと、ある程度区切りをつけてお世話をすればいいだけのことですが、いつでもどんな時でも冷静に淡々とこなせるわけではありません。

 そしてそれは気付かぬうちにどんどん疲れがたまりストレスになるわけです。
恐らく在宅でご両親のお世話をされている方も同様、色々と関わりながら試行錯誤しながら取り組まれているのでしょう。
ただ、発散する機会を怠ってしまったり「これぐらいのことで」と施設に預けている後ろめたさもプラスされてご自身のメンテナンスを後回しにしていると、体調を崩してからではもう遅いです。回復に時間がかかってしまい、さらに悪循環です。

思っている以上に簡単に疲れはたまります。気分転換しながら是非身体を休めて下さい。
色々考え過ぎたり、ネット情報などの調べ過ぎも頭はパンクします。
なるべく気持ちを口に出して発散すると良いかもしれません。

まだ逝かないで

 1か所の高齢者施設で長く働いていると、ご入所者とのお付き合いも長くなってきます。関係性が少なからず出来ていきますので、情も湧きますし、応援したい気持ちも大きくなります。

 そんな中、突然認知症が進んでしまい、身体的なレベルが低下してしまったご入所者がおられました。少しずつ性格も変化し、話す内容や目つきなども変わってきます。
ただ、それは仕方のないことです。老化とはそういうものです。

 いつも感じることですが、頭では分かりつつも無駄に話しかけ、関わってしまいます。
以前のご入所者に会いたくて、寂しいからです。

元のレベルに戻らないことは分かりつつも、何とも切ない気持ちになります。
恐らくさらに人格は変化し、心身共にレベル低下し続けます。
それを介護職として見守りながら寄り添います。そうやって人生の先輩方を見送ることも仕事の1つだと毎回認識させられます。

☆まとめ☆

①思っている以上に簡単に疲れはたまります。気分転換しながら是非身体を休めて下さい。色々考え過ぎたり、ネット情報などの調べ過ぎも頭はパンクします。なるべく気持ちを口に出して発散すると良いかもしれません。

②1か所の高齢者施設で長く働いていると、ご入所者とのお付き合いも長くなってきます。関係性が少なからず出来ていきますので、情も湧きますし、応援したい気持ちも大きくなります。

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