運動は生涯のタスク(やるべき仕事)

入居後の生活編

簡単なことのようで面倒くさい

 毎日のストレッチとか繰り返しの筋トレなど私は全く続きません。
ただ、生活の中でとにかく動く、なるべく身体を動かす、週に1度スポーツをするなど意識して生活しています。
少しの運動でも面倒くさいと感じるわけですから、要介護の高齢者になるともっと煩わしいことなのかもしれません。

老人ホームでは感染予防対策が緩和されたことで体操やレク、日頃の生活の中で身体を動かす機会が増えて来ました。飽きないように試行錯誤しながら取り組みたいと考えています。
例えば便秘薬を全体的に減らせたり、褥瘡予防につながることを期待して働いています。

身体を動かすことの重要性

 高齢者で足腰の強い方にお聞きすると「若い頃は登山していたのよ」という方が比較的多い気がします。
何の統計データもありませんし、後期高齢者世代以上の皆さんは登山なんて珍しいことではないのかもしれませんが、よく聞く私には言えないセリフです。

 ただ高齢者になっても身体を動かすことは確実に大切ですし、効果も大きいように感じます。
ゴムバンドでの筋トレや長い筒を使ってのストレッチ、手すりを使っての屈伸運動など身体が不自由になっても出来ることはたくさんあります。
お1人でも出来ますし、周りの力を借りるのも有効的です。
 老人ホームによってはリハビリの専門職が配置されている施設もありますが、別料金で訪問してもらったり、レクリエーションに力を入れている施設もあるかと思いますので、気になる方は問い合わせてみると良いでしょう。

 人によっては排泄を促せたり、褥瘡予防や生活レベルのアップ、そして気分転換にもなります。体内の循環も良くなって精神的な負担も軽減されるでしょう。様々な面で活性化されたらプラスであることに間違いはありません。

かみ合わない笑顔の2人

 感染予防対策が緩和されてから食堂で談笑される姿が増えました。聞いているこちらも微笑ましく眺めてしまいます。
「私の通帳は甥っ子に任せてるのよ、、、」
「へぇぇ、私の娘がなかなか会いに来てくれなくってね」
2人は笑い合います。

 30分も同じような話しをかみ合うことなく談笑されていますが、お互いとても楽しそうです。
声を出したり笑ったり、心の気持ちを言葉で表現するって大切ですね。

☆まとめ☆

①老人ホームでは感染予防対策が緩和されたことで体操やレク、日頃の生活の中で身体を動かす機会が増えて来ました。例えば便秘薬を全体的に減らせたり、褥瘡予防につながることを期待して働いています。

②感染予防対策が緩和されてから食堂で談笑される姿が増えました。声に出したり笑ったり、心の気持ちを打ち明け合うって大切ですね。

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