老人ホームは連携プレー

入居後の生活編

介護職間はチームワーク

 在宅と同様、老人ホームでも色々な専門職がご本人と関わります。
ただ、関わるということは様々な見解があるわけで、ご本人とご家族と方向性を決めながらサービス提供を進めていきます。

多職種間の連携がとっても重要

 より良いサービスを提供していく中で、少しでもご本人やご家族のご意向に沿っていかなくてはなりません。そのためにはコミュニケーションは必須です。
そして方向性が決まれば各専門職にしっかりと伝えなくては意味がありません。


 ただその連絡が時々滞ります。滞ると的確なサービスが行えなくなります。そうなると最終的にご本人やご家族に誤解を与えてしまい、結局不信感につながります。
 もちろん、専門職自身もご本人だけをサービス提供しているわけではないので100%完璧に遂行は出来ません。それを踏まえたうえで業務をこなす必要はあるでしょう。

対策としては方向性が変わった時に連絡する専門職のチェック表を作成するとか、自分だけに分かるメモを残しておくのも1つかもしれません。

ご家族としては気になる点や分からないこと、確認しておきたいことなどが少しでもありましたら相談窓口である担当者に確認すると良いでしょう。遠慮したり気を使ってわだかまりが出来るより、早急に解決した方がお互いにとってプラスになります。

ご本人に対して様々なサービス提供者が関わる以上、連携はとても大切です。
ご本人やご家族だけでなく、多職種間とのコミュニケーションも重要です。

終末期のリハビリ

 私が働いている老人ホームで看取りケアの方がおられます。
色々なことが難しくなり、点滴も服薬も終了、ただしリハビリは継続します。
との申し送りがありました。

どういうこと?

 リハビリとは基本的動作の回復、そして日常生活活動の自立や介助の軽減を図る治療の1つです。

終末期にどんなリハをすると思いますか?


今回は「呼吸リハビリテーション」を行うそうです。リハを行うことで息苦しさを軽減してくれます。

私は正直初めて聞きました。終末期の方にリハビリを行うということをお恥ずかしながら知りませんでした。

ご本人が少しでも楽になって欲しいと見守るばかりです。

☆まとめ☆

①ご本人に対して様々なサービス提供者が関わる以上、連携はとても大切です。
ご本人やご家族だけでなく、多職種間とのコミュニケーションも重要です。

②終末期の方にリハビリを行うということをお恥ずかしながら知りませんでした。
ご本人が少しでも楽になって欲しいと見守るばかりです。

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