老人ホーム、全体的に働く人が足りない

老人ホームってどんなトコ

人が足りないのは介護職だけではありません

介護職だけでなく、医師や看護師、事務員に厨房や掃除を請け負ってくれる業者の人達、とにかく老人ホームに関わる人達が日々入れ代わり立ち代わり、そして全体的に「人が足りない」と日々実感しています。
今後まだまだそのスピードは加速していくでしょう。

老人ホームを選ぼう!

 老人ホームは転職のしやすい資格社会ですので離職率が高いのは誰しもが分かっています。
ただ、最近は資格に関係のない人達もよく退職されていませんか? 少子化の波により色んな職種で「人が足りない」と聞くようになりました。

 働く人がいなかったら施設はやっていけません。そして適切なサービスが提供出来なければ入居者は減ります。
さらにいずれは定年と言う概念はなくなり、年上の介護職が年下のご入居者のお世話をする日もそう遠くないでしょう。

 最近は老人ホームがどんどん建設され、待機が以前より緩和されているようです。
それでは老人ホームの数が増えるとどうなるのでしょうか。
人手は日々減少傾向ですから、すぐに入居は出来てもスタッフがいない。
もしくは退職金も年金もますます減少傾向なので、入居者を増やすために支払いを下げて、サービスの質も下げる。
恐らくどちらも現実的ではないので結局閉める施設が出てくるのでしょうか。

もしかしたら、今後老人ホームの真価が問われる時が来ているのかもしれません。
高齢者は日々増加していますが、今後は選ばれる時代に突入しているのではないでしょうか。サービスの質や費用、SNSなど評判も含め、どんな老人ホームが生き残れるのか。

公的な施設より民間施設が強いのか、過疎地域より都会の方がベストなのか、無名の施設より有名で営業のうまい施設が勝つのか、いかがでしょう。

それよりも施設生活まんざらでもないなと思ってもらえるような施設、入居してくれて助かったと言ってもらえるような施設、働いていて楽しいと感じる施設もどうか存続し続けて欲しいと願います。

 これからの流れをしっかりと見極め、少しでもプラスになるよう自分自身判断していきたいと思います。

他人には話せるボソッとした話し

 余談ですが老人ホームで働いていると、ご本人にとってみんなには話さないこと、もちろん家族にも話せないことがあるようです。
ただ、スタッフと2人きりの時はボソッと話してみたいこともあるようです。
スタッフは他人ですし、過去の話しをしても誰かを傷つけるわけでもありません。気軽に聞いて欲しいのかもしれません。

よくあるボソッとばなし3選、まとめてみました!
①過去の栄光
②過去の懺悔(ざんげ)
③親族のグチ

①は若かった頃、仕事でうまくいったこと、楽しかったこと、そして武勇伝など、そのお人柄が分かるので聞いている方も興味がわきます。
②も自分のことのように聞いてしまい、失敗したことや、何も出来なかった後悔など、こちらも人生の勉強になります。
ただ③です。これは本当にどんな内容も忘れた方がいいのに、といつも思ってしまいます。

話したくなるというのは、ただ単に聞いて欲しいだけなので、うんうん、とこちらはうなずくだけですが、ずっと尾を引いている感じが聞いていて切ないです。

さて、自分はどんな話しを将来ボソッと他人に聞いてもらうのでしょう。出来れば、どーでも良い面白い話しが出来るよう、後ろを振り向かなくて良いように今を存分に人生を満喫したいと思います。

☆まとめ☆

①働く人がいなかったら施設はやっていけません。適切なサービスが提供出来なければ入居者は減ります。高齢者は日々増加していますが老人ホームは選ばれる時代に突入しているのではないでしょうか。サービスの質や費用、SNSなど評判も含め、どんな老人ホームが生き残れるのか。

②自分はどんな話しを将来ボソッと他人に聞いてもらうのでしょう。出来れば、どーでも良い面白い話しが出来るよう、今を存分に人生を満喫したいと思います。

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