施設入居後ご家族の関わり方、コミュニケーション力を高める!

入居後の生活編

入居後のご家族はどのように関わったら良い?

 ご入居されてからのご家族の関わり方はどうしたら良いのでしょうか。ご本人のことを考えて、お世話になっている施設のことを考えて、自分もストレスを貯めないように、、、って難しいですよね。。。

 私なりに施設で働きながら長くうまくそして良い関わりを続けてらっしゃるなぁと感じる方を思い出しながらまとめてみました。

通信機器の利用

 今の時代は残念ながら気軽にお部屋に行ったり、長時間オンライン面会するわけにもいかず、なかなか制限があります。恐らくこれは今だけではなく今後も続くでしょう。
その中で一番活躍しているのはやはり携帯電話やタブレットではないでしょうか。ラインやビデオ通話など今や高齢者でも簡単に使える方が増えてきました。

 ご家族との交流は近況報告が気楽に出来てとても便利です。ツールをうまく活用して頂くことでご本人も安心して施設で過ごすことが出来るでしょう。

スタッフとのコミュニケーション

 ご本人が不満に思っていることやご家族の分からないことなどをスタッフとのコミュニケーションによって少しでも早い段階で解消して頂きたいと思います。今は施設とのメールも大抵行っていますし、電話でも面会の時でも良いでしょう。些細なことでも構いませんので、なるべく遠慮なさらず気軽に質問や疑問を投げかけてみて下さい。双方が分かり合えることで、すり合わせも出来ますし、より良いサービス提供につながると思います。

 コミュニケーションを行うことでスタッフの記憶にも残りますし、気にかけやすいのではないでしょうか。少しでも早い段階で解消して頂くことで色々な面での「ボタンのかけ違い」の防止につながると考えています。

 そして、どんな施設でも相談窓口があります。分からない方は一度確認してみて下さい。誰に相談したら良いのかも分かると良いですね。

その他の関わり方

その他の関りとしてよくご家族の方がされているのは

・差し入れ ・衣類の持ち込みや部屋の片付け 
・通院介助 ・散歩 ・外食

などです。ご本人の状況も含めて施設と確認しながら行って頂けると良いでしょう。持ち込みなどは施設で生活しているとご家族が必要と思っている物とスタッフが持って来て欲しいと思っている物が違うかもしれないからです。

 そして外出は普段とは違うことが出来て気分転換になりますし、リフレッシュにもなるでしょう。楽しみの1つとして生活のメリハリにもつながると思います。

 ※余談ですが、昼食時間の30分ほど前に来られるご家族がおられます。ある程度ご本人と話して、時間が来たらご本人は食堂へ行きます。その間にご家族は部屋の片付けをして、ご本人の昼食が終わる前に食堂まで来てスタッフ含めみんなの前で「お邪魔しました」と帰られるパターンです。
双方が笑顔で別れられる丁度良いタイミングだと思います。

☆まとめ☆

①入居後のご家族の関わりとして携帯電話やタブレットを利用してみて下さい。ラインやビデオ通話など、うまく活用して頂くことでご本人も安心して施設で過ごすことが出来るでしょう。

②どんな施設でも相談窓口があります。ご本人が不満に思っていることやご家族の分からないことなどをコミュニケーションによって気軽に質問や疑問を投げかけてみて下さい。より良いサービス提供につながると思います。少しでも早い段階で解消して頂くことで色々な面での「ボタンのかけ違い」の防止にもつながると考えています。

③色々な関わり方がありますが、ご本人にとって外出は普段とは違うことが出来ると気分転換にもなりますしリフレッシュ出来るのではないでしょうか。楽しみの1つにもなりとても良いことだと思います。

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