成年後見人に頼るしかないのか

老人ホームってどんなトコ

最終的には他人様

ご存知ですか? ・・・成年後見制度。

認知症などで判断能力を失ってしまった時に支援する制度です。

 配偶者やお子様がおられなかったり、兄弟姉妹も高齢で甥や姪にも頼れない方が増えています。
身元引受人や連帯保証人になってくれる人がいなくて将来に不安を感じている人は年々増加しています。

↓↓ 足を締め付けない、伸びる靴下オススメです。ご本人も介護側も助かります!

ご家族はビジネスマン

私が働いている施設では成年後見人制度を利用する方が増えてきました。
配偶者に先立たれ、子のおられない方が多いように感じます。

ただ印象としては申請に時間はかかるし、手続きがかなり煩雑です。

 そして私の勝手な印象ですが「成年後見人」次第でご本人とのやりとりがかなり変わります。
お仕事のメインはご本人の財産管理です。
ご本人の状態によっても違いますが、サービスを使い始めるとどうしても連絡調整が必要になります。サービス以外のことでご本人が気になることやお願いしたいことが出てきます。そんな時にどこまで対応してくれるのでしょう。
施設側のサービスになるのか成年後見人が動いてくれるのか、それとも遠い親戚に相談するしかないのか、グレーゾーンな部分もあります。

何よりも感じたことは「お金」です。他人の手を借りるということはやはり費用がかかります。
後見人もお仕事です。決められた金額設定があります。
ちなみにサービス提供側もお仕事です。施設側が動くということは同じように費用が発生します。ですから、当たり前ですがお金がなければご本人の希望に限界が出てくるというわけです。
ご家族や親戚がおられる方は気軽に動いて下さってお礼で終わることも、懇意にしている近場の親戚がおられない方はご自身の懐事情を考慮しながら希望や願いを発言されているのが現状ではないでしょうか。


 ちなみに・・・成年後見人は弁護士や司法書士、社会福祉士など何かしらの仕事をしながらの兼務になりますので仕事の合間に対応している方が多いように感じます。そして大抵はご本人だけでなく、被後見人を2~3人もしくは5人程度担当している方もおられます。とにかく後見人は時間がある人というよりは他の仕事も兼ねている、とにかく忙しく動き回っている人が多いように感じます。

ただ、未婚の方や子を産まない方が増えている今の時代、これからの日本の背景を考えると後見人にお世話になる方は必然的に増えるでしょう。

妻も子供もいるから、自分には関係ない話しだね。

さらに配偶者やお子様がいるからといって安心している場合ではありません。配偶者や子に先立たれることもあれば、お子様が国際結婚など遠くで生活されて疎遠になっている方もおられます。中には全く連絡の取れない、不仲になって縁を切っている方も珍しくありません。

 残念ながら今の日本ではどれだけ仲の良いお友達がいても、どれだけ深い関係性のご近所さんがいても親族という続柄は大きく、介護保険サービスにおいて保証人や身元引受人になってくれる親族がいない場合、様々なサービスが使いにくいのが現状です。

これからの未来、契約を交わす時は赤の他人(=成年後見人)が同行するような、介護保険を使う際にはスーツ姿のビジネスマンと一緒に、という方は増えてくるのかもしれません。
極端な言い方ですが、お隣さんもお友達もビジネスマンを連れて施設入所の申し込みをしている日がやってくるかもしれません。

オススメアイテム

 介護業界は常に人手不足。人に頼れないのであれば道具に頼るしかありません。少しでもうまく活用すれば、生きやすく、介護しやすく、日々過ごしやすい環境に変化出来るかもしれません。

↓↓ 高齢者になると足のむくみが気になります。
   脱いだ時に靴下の線がくっきりと残ってしまう方、おられますよね。
   足首がゆったりしていると、ご本人も脱ぎ履きが簡単でとても便利です。
   介護する側も靴下を思いっきり広げて履いて頂く必要がないのでとても助かります。

☆まとめ☆

①身寄りの少ない方が増えています。今後も必ず増えるでしょう。配偶者やお子様のおられる方も安心している場合ではありません。

②今回のアイテム、靴下の脱ぎ履きがとってもラクチンなアイテムです。買いたての靴下は特にキツさを感じませんか? ゆったりしているとご本人に締め付けを感じさせないだけでなく、介護側にとっても使いやすく便利な靴下です。

タイトルとURLをコピーしました